AI(人工知能)の進化で
20年後には日本の労働人口の49%はロボットが代替可能
テクノロジーの進化は時代をどんどん変化させていっています
今必要だと考えられている能力であっても
20年後には子どもに何を教えるべきかも変わってきてしまいます。
例えば英語の重要性であったりプログラミングの知識や成熟社会を生き抜くためにはお金の知識も必要であると考えられています。
しかしこれらは20年後に必要かどうかは誰にも分かりませんし、
子どもがどんな将来を選択するかによっても大きく異なってきます。
子どもが学ぶ時間も教育にかけられるお金も有限であり限られた時間で何かを学ばせるのであれば
一番重要な事は
学ぶ力や考える力であると言えます。
学ぶ力が備わっていれば将来、どんな能力も獲得できるといえるからです。
時代の変化で私たちが経験した事のない問題が次々と生まれています。
そんな時に必要な能力はIQや学力よりも
自ら課題を見つけ出す好奇心やその課題を追求する探究心、変化が大きい時代にもまっすぐ進んでいく挑戦心ではないでしょうか。
これらは全て遊びの環境で育まれるとハピネスは考えています
塾や学校では教えられる事を学びます。
しかし遊びは自主的に学んでいきます。
自ら学ぶ事は辛い事ではなく、今まで知らなかった事を知る事で世界は広がり、達成感や満足感を得る事ができ、次の学びへと繋がっていきます
この積み重ねこそが学ぶ力を育んでいくと私たちは考えています
これを証明した実験が1960年代にアメリカで行われました。
経済学ではこの『学ぶ力』を非認知能力と呼び
世界でも非常に注目されている分野です。
シカゴ大学のジェームズヘックマン教授が40年間にもわたり 行った実験で
幼少期にやり抜く力 集中力 自己肯定感 協調力 コミュニケーション力
学力やIQとは違い目には見えない力(非認知能力)
を伸ばす教育を行う事が将来最も成功に繋がると発表し
この実験結果は認められ2000年にノーベル経済学賞を受賞しました。
日本でも2015年に東京大学社会科学研究所が子どもの頃の非認知能力の高さで
大人になって収入が平均198万円も違いが出るという驚きの発表をし注目を集めました。
教育といっても特別な事をしたわけではありません。
大きなポイントは2つだけです。
➀子どもの環境を整えた!
➁親に子どもとの関わり方の指導を行った!
環境には2種類あります。
物的環境と人的環境です。
多くの親は物的環境を整えようとします。
例えば
・様々なおもちゃを買い与えたり
・毎日手作りのご飯をできるだけ食べさせ
・毎日公園に行き遊ばせたり
・広い家に引っ越したり・・・等です。
しかし重要なのは人的環境の方で
これは兄弟や親や周りの大人たちの関係性の事です。
この環境を整える事を親へ指導しました。
具体的には子どもと遊ぶ時間を増やしましょう。
子どもがやりたい事のサポートをしてあげてください。
などです。
そして遊びの中で子どもが自主的に行動できるよう
サポートの仕方つまり正しい遊び方について親へ指導しました。
遊び方についてはこちららこれらを幼少期に1日3時間の教育を2年間続けました。
その結果この教育を受けた子どもたちは教育を受けなかった子に対して
年収が高く、持ち家率が高く、犯罪率が低い事という結果が出たのです。
つまり幼少期に子どもとの遊ぶ時間を増やし
自主的に遊ぶように大人が正しくサポートしてあげれば
学ぶ力や考える力はすくすくと育ち
この能力があれば塾や習い事にいかなくても自ら興味を持ち勉強に励み
やりたい事を自分でみつけそれに向かって努力ができるようになるという事です。
その結果年収が高くなったり自分をコントロールできる為、犯罪歴が低かったりという事に繋がったと考えられます。
母親の育児負担は増え続け
核家族の増加や地域の関連性の低下で子どもが大人に関わる時間も場所も減る続けている為、 子どもの遊びに付き合う時間も減少しています。
経済学では教育は投資として考えられ
文部科学省の論文の中でも3歳までの教育(投資)が一番効果が高い事が分かっています。
つまり3歳までが一番能力が伸びやすい時期と言えます。
この時期に様々な経験をさせ自主的に遊ばせる経験を多く積ませる事が重要です。
ハピネスでは平日は毎日この非認知能力を伸ばす遊びの教室を行っています。
イベントとして最も非認知能力を伸ばすのに効果的なぐちゃぐちゃ遊びのイベントも行っています。
是非遊びに来てください。
ぐちゃぐちゃ遊び教室