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2020-01-18 ブログ

育児中誰かに頼る事は良いの?悪いの?

これは皆さん悩まれている事かと思います。

結論から言うと頼らないと子育ては出来ないようになっているんです!!

妊娠中母親の体内ではエストロゲンというホルモンが大量に分泌され
出産後エストロゲンは急激に減少します。
すると脳の神経細胞の働き方が変わり
強い不安や孤独を感じやすくなります。

 

これは人間の養育方法に大きく関係していると考えられています。
人間は村全体で子育てをする共同養育という独自の子育てを行う事で繁栄してきました。
共同養育とは仲間と共同で子育てをするという育児方法です。

 

チンパンジー等の大型の類人猿は授乳期間が4~5年とされその間、出産する事は出来ません。
しかし、人間の授乳期間は2~3年と短く、授乳中でも出産が可能です。
これは血縁者(母親の母親)が、子育てに参加する事で、育児負担を減らし共同養育をする事で毎年、子どもを産む事が可能になったと考えられます。

 

その為、人間の女性は閉経して子どもが産めなくなった後も、健康で長く生き続けられるように進化した。とも言われています。

 

しかし核家族の増加で、この共同養育を行いにくい環境へと時代が変化しています。
一番身近にいる夫に関しても、日本の男性の育児参加はアメリカ、スウェーデンに比べると3分の1でベビーシッターの普及率も世界的にみても低い国です。

本能的な共同養育の欲求と
それが叶わない日本の育児環境
この大きな溝が育児不安や孤独感に繋がっていると考えられています。

エストロゲンの減少により不安や孤独を引き起こすのは
この共同養育を促すためだとも考えられています。

誰かに頼り子育てをする事は元々人間が行ってきた育児方法です。

一度も預けたことがないママも
まずは見学に来てみて下さい♪

リーフ